仕事の悩み甘えてんじゃないよという家事手伝いの彼女

仕事の悩み甘えてんじゃないよという家事手伝いの彼女

俺は現在彼女募集中ということにしてあるが、本当は特に、募集はしていない。会社の同期などの付き合いで合コンなどにも参加するし、たまにメールアドレスをもらったりするが、俺の方からアプローチをすることはない。特に結婚などを焦っているわけではないし、今は一緒に過ごしてくれる友達がいるから1人でも平気なのだ。いつも一緒に過ごしてくれる友達というのは高校時代からの親友のナオト。そしてその彼女の美登里だ。いつもなんだかんだ3人で過ごすことが多い。ナオトと美登里は高校からの付き合いだから、俺とナオトの友情と同じくらいの付き合いで、俺たち3人の仲も同じ。気の置けない友人同士というやつだ。



美登里は黙っているとすごい美人で目をひくのだが、口を開くととても残念な女だ。何しろ口が悪い。男兄弟に挟まれて育ったからだと本人は言い訳しているが、それが美登里の性分だと思う。そんな美登里にいつも言われっぱなしのナオトは根っからのM気質とでもいうのだろうか。縁故入社だが大手企業に勤めているのに、仕事の悩み甘えてんじゃないよという家事手伝いの彼女に言われて喜んでいる。

【転職活動】書類選考に時間がかかる理由|外資系 転職 人材紹介のGaipro株式会社

だいたい、仕事の悩みだというわりにはいつも嬉しそうに話す。愚痴が愚痴になっていないというか、仕事の悩みとしては辛いだろうが、本人からその辛さは伝わってこない。だから余計に美登里を怒らせるのだ。

楽天株式会社: 新卒採用

そんな二人を見ていると、世の中ってなんでもありなんだなと思わされ、ほっとする。自分が抱えている仕事の悩みなんて、ちっぽけなものだと思わせてもらえる。自分自身が社会人として満足できるようになるまで、まだしばらくはこの友達を大切にして、1人でやって行こうと思う。